「ウキウキ美術館13 スケッチ(画流三)」
我が町、古井町の神社改修が終わりました。危ぶまれた寄進額は予定を大幅に上回り、十分な工事ができました。
これから約100年くらいは神社の建物は大丈夫ということです。残念ながら我々には100年後を確認できません。でも、町民が協力し合って大事業を成し遂げたことは喜ばしいことです。
近年、神社仏閣への信仰は薄れてきています。僕が小学低学年のころ、それは60年ほど前になりますが、まだ牛で田んぼを耕していました。その後耕運機が出てきて暮らしは豊かになりましたが、それと同時に失うものがあったのでしょう。僕たちは神仏からいただいた恩恵を忘れてはならないと思います。
ウキウキ美術館では故郷安城から離れて、自由な絵をのせています。絵を描くことは自分の表現です。何を表現するかということはとても大切で、それが絵の意味とか深みに関わってくる気がします。