「安城百景74 石井町 (修正、描きこむこと)画流三」
今まで描いてきて、もう完成かなと思うとそれ以上描きこむことはありませんでした。でも、そうではないように思い始めました。展覧会に出したら完成というのではないかもしれません。
もし、直したければ、後で修正してもいいのではないかと。うまくいかない場合もありますけれど、すっきりすることが結構あります。これは僕の場合だけかもしれませんが。建物の輪郭をきっちり描いたり、人物の眉毛を変えただけでも見る印象が変わるものです。
前の絵を早く完成させ、たくさん描けばばいいのだろうと考えていましたが、反省です。
安城百景74番目は、石井町内で見つけた風景です。農家育ちですので畑とか田んぼのある風景を見ると描いてみたくなります。
「安城百景73 赤松町 (トマト)画流三」
畑のトマトが実ってきました。いくつか採ってきて食べると、濃厚な味がします。昔、父と母はトマト栽培をしていました。収穫されたばかりのトマトを食べていた僕は、以後、トマトを食べるとき、その味ではないと感じていました。いま品種改良が進み、あの頃のトマトか、それよりもうまいものが出てきました。それでも、なおあの味を探してしてしまいます。
赤松町で見つけた風景を描きました。輪郭も色も現景にとらわれずに描きました。こういった何処にでもある見逃してしまいそうな風景に、目が留まってしまう僕です。どこかで子どもの頃に見ていた風景を追い求めているのかも知れません。
「安城百景72 柿碕町 町内公民館 (海老焼き?)画流三」
昼寝をして起きたら午後3時でした。午前中に卓球クラブのコーチをして疲れたせいか、よく寝れました。
お腹がすいたなと思って台所に行くと、たこ焼きが置いてあります。3つほど食べた後、妻に食べていいんだよねと確認。
それ夜ご飯のおかずだよ。
ひえ!おやつと思って、食べちゃったよ。
おかずが少なくなっただけだよ。
そして、夕食。
たこ焼き美味しいな。
タコは入ってないよ。
?
タコがなかったから、エビを入れておいた。タコ焼きじゃあなくて、海老焼き。
全然気がつかなかった、、、。
水彩画は柿碕町の公民館です。かつて仕事の説明に行ったとき、地元の皆さんが協力的に話を聞いていただいたことを思い出します。
「ウキウキ美術館30 水彩画 子どもたちにビワを (画流三)」
畑に保育園の子どもたちが来てくれました。ビワがあるから取りに来てねと伝えておきましたので。いつもは70歳くらいのお爺さんたちしかいない畑ですが、この日だけは光あふれる場所に変わりました。
2~3歳の子どもたちに、ビワの木から取った実を渡すと、けげんな顔をして受け取ってくれました。自分の孫と同じ年くらいの子どもたちとひと時を過ごせて、とても嬉しかったです。
今回は女性の肖像画です。OB展で後輩から「女性ばかり描いてますね」と言われました。
かつて、高名な画家から、
自分は男性は描かない。なぜなら後世に自分がホモセクシュアルと思われたくないから。
と聞いたことがあります。
僕は何も考えず本能のままに女性を描いています。
時には風景画や男性の肖像画も描きますが、すぐに飽きてしまします。
「安城百景71 大山町 ロケットの家 (ビワが実り始めました)画流三」
畑のビワが実り始めました。
友人たちが剪定してくれたビワの木には、思った以上に果実がついています。美味しいかどうかは不明ですが、お世話になった人たちに配りたいと思います。
親から受け継いだ畑を僕はとても管理できず、友達に頼みました。今は、彼らが自主的に野菜や果実を作ってくれています。ありがたいですね。
今回の水彩画は、大山町の「ロケットの家」です。僕が勝手にそう呼んでいるので、持ち主には失礼かもしれません。でも、建築について全く素人の僕が見てもセンスあふれる建物です。
風景は町の宝です。素敵な風景は見ている人の心を楽しくさせてくれます。
「ウキウキ美術館29 水彩画 賢島 (画流三)」
雨音を聞きながら、絵を描いています。
数年前に賢島でスケッチしましたが、どうしても納得できません。そこで、手直しをすることにしました。
この絵はあまり人気のない場所で描いたものです。建物と葉が尖った大きな植物の間から英虞湾が見える。建物からの気配もなく、誰もいないような場所で友人とのんびりスケッチしました。修正していると、あの時ののどかな気分が蘇ってきます。
もう一つの絵は、ある風景を参考にして色も構図も変えて描いたものです。今の自分の気分が描かれているのかなと思います。
安城百景が70景に達しましたが、まだ30景残っています。
何で描いているのか、何のために描いているのか、迷うことがあります。100に達した時に、本当の目的に気付くのかもしれません。
描き続けていくことがつらくならないよう、日々の生活の中で自由にやっていきたいと思います。