「ウキウキ美術館14 スケッチ 春を待つ手紙(画流三)」
セザンヌ先生を尊敬しています。僕が勝手に先生と呼んでいますが、迷惑なのかもしれません。先生は画家としては認められず、みすぼらしい服装でキャンバスと絵具を持って歩き街の人たちから変人と呼ばれ、数々の後世に残る絵を描かれた孤高の人です。
40数年前、美術部新入生の僕たちは佐伯祐三に感動する流行風邪にかかり、ピカソに憧れ、やっぱりセザンヌ先生だよねって話をよくしていました。
僕と言えば、認められていないのとみすぼらしい姿はセザンヌ先生と合致していますが、先生のような絵を描けるはずはありません。でも、風景の中に心を彷徨わせて絵を描くことはできそうです。
安城百景も50景になりました。ウキウキ美術館の方も充実させたいですね。今回のテーマは「春を待つ手紙」です。来年にはコロナも落ち着いて、暖かくなったら旅をしたいと思ってる僕です。