安城百景

安城の風景とウキウキ美術館、そして仲間たち。画流三

「ウキウキ美術館33 水彩画 祈り」

平和な日常。

そうでない北西の国。

 

国を失う危機に混とんとする人たちのニュースを聞きながら、朝、昨晩のドライカレーを食べている自分がいます。

いわれのないストレス。それは僕だけじゃあなく、世界の多くの人がそう感じているのだろうと。

 

今回の絵はウキウキではありません。世界平和だなんて大げさには言えませんが、困難な中で生き抜こうとする人たちの思いを描きました。

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安城百景79 「宇頭茶屋町 神明社境内」 

宇頭茶屋町のスケッチに行きました。旧東海道の北にある神明社は小さな森に囲まれていて、辺りは冬の風景が広がっています。 この神社は地域の人たちの 拠り所でも あるのでしょう。子供たちが遊ぶための遊具が備え付けられています。

周りには大小の工場が建ち並び、鳥の声に交じってプレス機械から出る大きな音がガシャンガシャンと断続的に聞こえます。

すぐ南を通る旧東海道は、江戸時代には参勤交代が通ったそうです。刀を差した侍はいなくなりましたが、工場で懸命に働く人たちは現代の侍だと思います。

 

この絵は石灯篭を手前に大きく描き、コンクリート工場を遠くに描く構図にしました。絵に奥行きを持たせるようにしたものです。

 

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安城百景78 「相生町 追田川 (夜の街と昼の街)」

相生町のスケッチに行きました。 昼少し前に現場あたりに行き、 昼飯を食べるところを探しました。 

この日は水曜日で、 ほとんどの食事処は休みでした。でも、運良く栄寿司が開いていました。注文をして一人きりで座っていると、寡黙なご主人が 黙々と寿司を握ってくれます。 寂しかったですが、正午近くには何人かのお客さんが入ってきて、少しほっとしたです。

上手い寿司を食べてご機嫌になり  、スケッチを描く場所を探しに外へ。 さくら学園の建物を描こうかと思っていましたが、追田川の あたりに来ると、 なかなか良い場所がありました。

 

この辺りはかつて 夜に何度も通りましたが、 景色をまじまじと見たことはありません。 昼と夜との 景色は全く違うなと思います。 

あまり人が通らないようなところで スケッチをするのは、 少し恥ずかしかったですが、 楽しかったです。 

 

尊敬するセザンヌ先生は みすぼらしい格好で 出かけて、絵を描いたということです。 

僕の絵はセザンヌ先生に届きようもありません。でも、みすぼらしい格好は、まあまあいけるとかな思います。

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安城百景77 「二本木新町 養木公園(妻の秘密)」

大好きなカツカレーを一人で食べていたら、長男が、 

お母さんは カレーが嫌いだから、食べないんだね。 

 驚いて妻に

カレーが嫌いだったのか ?

知らなかった?

初めて聞いたよ。

 

40年以上一緒に暮らしていて、全く知りませんでした。 

 

妻の秘密は、まだあるのかもしれません。




安城八景が100に近づいてから、足踏みしています。

ウサギ年生まれの僕はゴールが近づくと、眠くなるようです。

母親が大腿骨を骨折して入院と、、、。我が家はバタバタ していました。 スケッチは描いてましたが、、、、。 

 

病院も決まり。 少し落ち着いてきました。また、ぼちぼち進めていこうと。 



スケッチは二本木新町の養木公園です。 幅が狭くて細長く道路に並んで作られています。スケッチ中に保育園の子どもたちがやってきました。子どもたちを描いたことで、この絵が元気になった気がします。

 

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「ウキウキ美術館32 水彩画 神戸の思い出 (画流三)」

神戸から帰って数日が経ちました。

とても楽しくスケッチができました。おまけに教え子が全日本選手権のカブ(3.4年生の部)でベスト32になりました。

いや、おまけと言っては失礼ですね。長年、卓球に関わっていましたが、全日本選手権に出場というの全く頭になかったですから。

これは出場した子供とその家族に敬意を払わなければなりません。決してコーチの力ではないのですから、、、。ま、少しは僕も頑張りましたけど。

 

いい思い出になりました。

卓球も絵も更に上を目指していこうと思っています。

 

神戸の街は坂が多くてとても景色がいいです。あちらこちらでスケッチができると思います。僕が宿泊したホテルの前にある風景を描きましたが、もう一度来たい場所になりました。

 

蝉は、孫に頼まれて描きました。少し足が長かったかなと感じています。

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「安城百景76 井杭山町 (スイカがメロンに)画流三」

イカを配りました。

畑を手伝ってもらっている友人たち、今までお世話に立った人たちに、暑中見舞いのつもりで。

皆さんスイカと聞くと笑顔になります。僕はと言えば、スイカは嫌いではありませんが、それほど好きではないです。子どものころ、夏のおやつはスイカでしたから。

 

旦那寺にスイカを持っていきました。お礼にメロンをいただきました。いただいちゃっていいのかなと思いながら、有難くいただきました。今、親父の仏壇に供えてあります。孫が来たら無くなる運命のメロンです。

 

スケッチの井杭山町は知立市と隣接した小さな町で、北側には昔を思い出させる田園が広がっています。この家はその風景に馴染んでいるように思います。 

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「安城百景75 小堤町 (百景を超えそうな)画流三」

今回で75景です。50景あたりでは、なるべく早く100景に到達したいと焦ることもありましたが、今はしっかり描かなければという気持ちです。

 

安城百景は僕がずっと前からやりたかった目標のひとつです。

最初は、何も考えずに安城市各町の風景を描いていけば到達すると考えていました。最後の90景あたりで調整しようかなと。ところが描いていない町内を調べてみると、まだたくさんあることに気づきました。安城の全町を描いていけば、間違いなく百景を超えてしまします。

そんなことを友人に話していたら、

べつに数が百ではなくても百景でいいと思うよ。

でも、きちんと百でまとめたい几帳面な自分でもあります。

 

75景目は小堤町の風景です。市役所の西南にある交差点付近からの景色。この風景がずっと前から好きでした。仕事をしているとき、ここを見るたびに描きたいと思っていた場所です。

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